年金 株式投資

【年金運用は大丈夫?】GPIFの運用成績とポートフォリオの推移

投稿日:

GPIFのポートフォリオ

こんにちは。Taku3です。

アイキャッチ画像があおり気味ですみません。

全然秘密じゃないですよね。

魔が差しました。笑

少子高齢化が進み、自分が年金をもらう頃には年金が支給されないと思っている方もいるのではないでしょうか?

そんな方にはこんな記事を読んでないで GPIF のサイトを隅から隅まで読むことをオススメします。

さようなら。笑

まあ念のため、この記事の紹介もしておきます↓

こんな人に読んでもらいたい
  • 「将来年金がもらえるか不安」
  • 「年金がどうやって運用されているのか知りたい」
  • 「運用されている年金が増えているのか減っているのか知りたい」

今回は年金運用をしている GPIF の運用に対する考え方と、実際の運用成績及びポートフォリオについて記事にしました。

この記事の内容
  • 年金運用の概要
  • 年金運用の成績
  • GPIFのポートフォリオ

この記事を読むことにより、プロがどういったポートフォリオで資産を運用しているかが理解できます。

この記事を読んで得られること
  • 年金運用は堅調に行われていることが理解できる
  • 実質運用利回り1.7%を達成するための最もリスクの低いポートフォリオが理解できる

ぜひ参考にして下さい。

年金運用の概要

GPIFとは?

GPIF

厚生年金保険事業及び国民年金事業の安定に資することを目的としている組織です。

年金積立金管理運用独立行政法人の略称はGPIF(Government Pension Investment Fund)です。

引用元:GPIF

簡単にいうと年金積立金を運用している団体です。

GPIF では約159兆円という多額の資金を運用しています。

GPIFが運用している年金積立金って?

日本の年金制度は、現役世代が納める保険料でその時々の高齢者世代に年金を給付する賦課方式なので、現役世代が将来受け取る年金は、次の世代が納める保険料から支給される仕組みとなってます。

世代間扶養(パンフレット)
引用元:GPIF

自分が納めた保険料が将来自分に戻ってくる積立方式ではないんです。

ただ、このまま少子高齢化が進むと保険料を納める現役世代が少なくなるため、制度が維持できなくなります。

なので保険料の不足分を補うことを目的とし、余った保険料の一部を将来世代のために積立てています。

少子高齢化(パンフレット)
引用元:GPIF

これが年金積立金。

GPIF はこの年金積立金を100年計画で運用しています。

年金財源全体のうち、積立金からまかなわれるのは約1割です。

年金運用の成績

2001年度以降の累積収益
引用元:GPIF

2001年から運用が始まり、現在までの収益額は+70兆円ほど。年率平均リターンは+2.97%。

堅調に運用されていることが結果から見てとれます。

コロナ・ショックの時に一部の政治家やマスコミが赤字や赤字やと騒いでましたが、全くそんなことないです。

GPIFのポートフォリオ

ポートフォリオの考え方

詳しくはGPIFのサイトを参照頂くとして、基本的な考え方は以下のような感じ↓

GPIFのポートフォリオの考え方
  • 計画は5年に1回見直す
  • 2020年度から新たな計画に見直し
  • 運用目標(実質的な運用利回り1.7%)を満たしつつ、最もリスクの小さなポートフォリオを選定
    • 実質的な運用利回り=名目運用利回り-名目賃金上昇率
  • 名目賃金上昇率は1.2%に設定
  • 名目賃金上昇率から下振れするリスクが全額国内債券運用の場合を超えないこと

上記の考え方から導き出された最新の基本ポートフォリオは以下のとおり↓

GPIFのポートフォリオ
引用元:GPIF
GPIFのポートフォリオの属性
引用元:GPIF

ポートフォリオというかアセットアロケーションですよねコレ。

GPIF ではこれをポートフォリオと呼ぶらしいので、本記事ではこれをポートフォリオと呼ぶことにします。

ポートフォリオとアセットアロケーションの言葉の意味を知りたい方は関連情報に記事(コレ)を載せておきますので、そちらを参照下さい。

ポートフォリオの推移

GPIFのポートフォリオの推移

以下にGPIFによる年金運用が始まってからのポートフォリオの推移をまとめました↓

GPIFのポートフォリオの推移

目標とする実質運用利回りも昔と比べて上がってます。

グラフで推移を確認↓

GPIFのポートフォリオの推移(リスク資産比率)

求めるリターンが上がっていることもあり、リスクの高い資産への投資割合が増えてます。

次は国内外資産の比率を確認↓

GPIFのポートフォリオの推移(国内資産比率)

年を重ねるごとに国内資産の比率が減ってます。

リスクの高い海外資産への投資割合が増えている背景には、リーマンショック以降続く世界的な低水準の金利、それに伴う債券利回りの低下、特に国内債券はその傾向が顕著ということがあります。

今は国内債券に魅力を感じにくいですよね~

債券不要論者が増えてるとか増えてないとか。

保有銘柄 TOP10

最後に保有銘柄 TOP10 を確認↓

GPIFの保有銘柄TOP10(グラフ)
GPIFの保有銘柄TOP10(表)

日本や世界の時価総額上位企業がズラリと並んでます。

トヨタの時価総額って20兆円くらいですから、 GPIF はその6%くらい保有してるということですねΣ(・□・;)

ソニーの時価総額も10兆円くらいですから、そちらも6%超保有。

GPIF といい日銀といい、国内企業は国に支えられているのが分かりますね。

TOP 10 銘柄のバランスですが、国内株式25%、海外株式25%、国内債券25%、海外債券25%のポートフォリオなので、それらがまんべんなくランクインって感じですかね。

保有してる銘柄の時価総額を分類しましたが、概ね計画どおりに運用できてるみたいです↓

GPIFのポートフォリオ(実績)

【まとめ】日本の年金運用は堅調

ペア, 高齢者, 年金受給者, 年齢, シルエット, 昔の恋, 人間, 個人

今回はGPIFの運用成績とポートフォリオの推移でした。

結論
  • 年金は堅実に運用されている
  • 運用のプロが選ぶ実質利回り1.7%狙いのポートフォリオは4資産均等
    • 国内株式25%
    • 海外株式25%
    • 国内債券25%
    • 海外債券25%
  • 近年は債券の利回り(特に国内債券)が低下していることもあり、株式比率と海外資産比率が増加傾向

個人投資家の場合は狙っている実質運用利回りが1.7%より大きい人が多いでしょう。

そんな方は GPIF のポートフォリオでは物足りないでしょうから、株式比率をもう少し上げるだとかアレンジが必要です。

ただ、為替リスクってのはリターンとトレードオフではないただのリスク。

この辺りは GPIF のポートフォリオから学べる大切なことの1つのように思います。

まあ私が言いたいのは、年金運用について詳しく知りたいって方はこんな記事を読んでないで、冒頭でもお伝えしたとおり GPIF のサイトを隅から隅まで読んだ方が勉強になるってことです。笑

今回は以上です。

以下は関連情報です。参考になれば嬉しいです。

関連情報

何度も登場している GPIF のサイトです↓

GPIF

年金について本格的に勉強したいなら、やはり本ですね↓

今回の記事ではポートフォリオとアセットアロケーションを混同した形で表記しましたが、一般的に言われる意味の違いは以下の記事でも解説しています↓

-年金, 株式投資
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