株式投資では完璧主義より80点主義がおすすめ【怠け者でOK！】

こんにちは。Taku3です。

今回は、努力量と成果の話を株式投資に当てはめて記事にしました。

この記事では、株式投資においては努力量と成果は比例しないことを紹介した上で、「投資は80点でいいじゃない。他のことも楽しもうよ！」って感じで私の考えを語ります。

この記事を読めば、株式投資で80点を取ることは、案外少ない努力で達成できるということが理解できます。

是非参考にして下さい。

一般的な努力量と成果のイメージ

一般的な努力量と成果のイメージって、上の図のようなモノだと思います。

英語学習に例えると、最初はABCなどのアルファベットが読めないので勉強がはかどらない。

ABCを覚えても文法や単語が分からないので勉強がはかどらない。

それでも勉強を続けていくうちに、英語のルールであったり日本語にはないニュアンスであったりを少しずつ覚えていき、いつかは初めて見る英文の意味もなんとなく分かるようになる。

なんとなくでも分かり始めるとインプットできる情報量が格段に増え、学習速度が加速する。

といったイメージ。

その加速が始まるポイントをブレイクスルーポイントとか呼んだりします。

株式投資における努力量と成果のイメージ

上の図は私が思う株式投資の場合の努力量と成果のイメージです。

初心者でも、本を数冊読むだけでやるべきことが理解できるインデックス投資という投資法があり、そこにたどり着くまでの努力量を2だとします。

そこから更に3、4、5、6…と努力を続けると、投資の成果は上がるでしょうか？

結論、人によります。笑

ただ一つ言えることは、そこから先、インデックス投資以上の成果を上げられるかどうかは努力量には比例しません。

もう少し詳しく言うと、多くの個人投資家にとって、正しい努力とは何か？何を学べば投資における成果が上げられるか？それを正しく実行できるか？といったことが正確には分からないため、努力が必ずしも良い方向には向かわないんです。

プロの投資家がインデックス投資を上回る成果を上げるために運用しているアクティブファンドでさえ、インデックス投資に対する勝率はたったの20%程度。

プロでも勝てないのに素人である個人投資家が勝つのは難しいのが実情です。

繰り返しますが、努力量2でインデックス投資、つまりプロの平均点を取れる投資法を理解することはできます。

実際にインデックス投資を長期に渡って続けられる人は少ないのですが、それはまた別の機会に…

80点主義という考え

お客様にとっては、1つでも劣っている点があってはなりません。購入の際に決め手となる「気に入った」という優位点が1つ以上あり、満足感と誇りを感じていただく必要があります。

「落第点があってはいけないのが80点主義ですが、全部が80点でもだめで、90点を超えるものがいくつかなくてはならない」－－当時の開発主査である長谷川氏の思想であり、全てが平均点という意味ではありません。

引用元：TOYOTA　カローラの哲学

80点主義とは、落第点を出さないというトヨタ自動車のものづくりの哲学です。

今回はこの考えを株式投資に当てはめてみました。

めちゃくちゃ極端ですが、投資を極めるあまり、プライベートや本業、貯蓄をないがしろにしてしまった人を「完璧主義」とし、落第点を出さない主義の人を「80点主義」とし、イメージを図にしました。

私は以下の記事に記載したとおり、大多数の人にとっては投資はプロの平均点狙い、つまりインデックス投資に留めておき、本業や副業に時間を割いて入金力を上げることが資産形成にプラスに働くと考えています。

2 投資ではリターンを上げるより入金力を上げた方が効率が良い

インデックス投資はある程度ほったらかしで運用できるので、正しく理解しておけば怠け者でも通用する投資です。

投資はテクニックだけでも知識だけでもなく、総合力勝負。

もちろん圧倒的リターンを叩きだせる人は投資に没頭した方が良いと思います。

【まとめ】投資は総合力。80点主義は1つの答え。

今回は、「株式投資では完璧主義より80点主義がおすすめ」ということで、努力量と成果について記事にしました。

投資の知識はお金を「増やす」ための能力。

その他にも、本業や副業でお金を「稼ぐ」、節約などをしてお金を「貯める」、余計な保険などに入らないようにしてお金を「守る」、適切にお金を「使う」といった能力を総合的に高めることが資産形成には大事なのだと思います。

もちろん一番大切なのは家族ですけどね。(´▽｀)

今回は以上です。

以下は関連情報です。参考になれば嬉しいです。

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【リスク低減だけじゃない】全世界株式インデックス投資の分散効果②

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