こんにちは。インデックス投資家のTaku3です。
資産運用を始めようとしている方でインデックス投資について調べている人も多いのではないでしょうか。
実はインデックス投資を選ぶということは、「世の中の大半の投資家を上回る運用成績が得られる」ということを意味します。
というのも、「インデックス投資は大半のプロ投資家の運用成績を上回っているという歴史的なデータがある」のです。
- 投資で一攫千金は狙わない
- 投資に時間をかけたくない
- コツコツとお金を増やしたい
そういった人にとって、インデックス投資は最適な投資手法になります。
この記事では「インデックス投資を初心者におすすめ出来る3つの理由」を解説します。
この記事を読み終えることで、「インデックス投資が資産形成に非常に有効であること」が理解できます。
是非参考にして下さい。
目次
インデックス投資とは？
インデックス投資の概要
インデックス投資とは、「TOPIX」や「S&P500」などの各種指数に連動した運用成績を目指す投資方法のことです。
投資商品には「投資信託」と「ETF（上場投資信託）」があり、総じてインデックス・ファンドと呼ばれます。
反対に、各種指数を上回る成績を狙う投資方法をアクティブ投資と言います。
インデックス投資に使われる指数
代表的な指数を上記のとおり引用しました。
簡単にいうと、インデックス投資は「企業を袋詰めしたセット商品」に投資する手法になります。
インデックス投資が初心者におすすめな3つの理由
市場平均の運用成績が得られる
インデックス投資は各種指数に連動した運用成績を目指す投資方法です。
なので、「初心者でも各種指数の長期チャートと同等の運用成績」が得られます。
指数の変動が投資の成績と連動するため、インデックス投資家にとって、「指数選びは人生のパートナーを選ぶようなもの」です。
まずは自分が長期に渡って信じられるパートナー選びをすることが重要になります。
ちなみに、インデックス・ファンドとアクティブ・ファンドの運用成績の比較実績ですが、日本でのアクティブ・ファンドの勝率は24.80%。
アメリカでのアクティブ・ファンドの勝率は21.48%。
つまり、「大半のアクティブ・ファンドは市場平均を下回っている」ことになります。
数千あるアクティブ・ファンドの中から事前にインデックス・ファンドに勝ち続けるファンドを探すのは不可能に近いです。
Rule #1: Never lose money.
Rule #2 : Never forget Rule #1.ルール1：絶対に損をしないこと。
出典元：ウォーレン・バフェット
ルール2：絶対にルール1を忘れないこと。
投資の原則は、「とにもかくにも損をしないこと」。
インデックス投資なら初心者でも市場平均が狙えます。
少ない資金で分散投資ができる
個別株投資は単元株からしか購入できません。
例えば単元株が100株、株価が3千円の場合、最低購入金額は30万円から。
インデックス・ファンドなら、アップルやマイクロソフト、アマゾンなど、世界中の超優良企業の詰め合わせセットが100円から簡単に購入可能です。
投資の原則は、「長期・分散・積立」。
個別株で全世界株式インデックス・ファンドと同等の分散投資（3,000銘柄）をしようとすると、1株千円としても3億円が必要となります。笑
インデックス投資なら初心者でも簡単に分散効果が得られます。
ほったらかしで運用ができる
個別株投資の場合、自分が保有する銘柄の業績や株価に対して、常に細心の注意を払う必要があります。
単体の企業の経営は、不祥事などで一気に傾くおそれもあります。
また、保有銘柄の組入比率の調整なども定期的に必要です。
インデックス・ファンドの場合、「投資のプロがあなたの代わりにファンド内の組入銘柄の比率を調整してくれる」ため、めちゃくちゃラクです。
さらに、個別株投資と違い、「一つ一つの企業の業績や株価を気にする必要がない」です。
というのも、eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）の場合、組入銘柄は3,000を超えています。
アップルが倒産したところで、その組入比率はわずか2.6%。
さすがに3,000社が一気に倒産することは考えづらいです。
ITバブルやリーマン・ショック、さらには最近のコロナ・ショックなどの下落相場において、個別株投資は自分で判断しなくてはならないことが多く、精神的に追い込まれた投資家が下落にビビッて株を売り、市場から撤退するシーンがよく見られます。
投資の原則は、「長期に渡って市場に居座ること」。
インデックス投資なら運用をプロに任せられるため、精神的な負担が少なく投資を続けやすいです。
まとめ
今回はインデックス投資が初心者におすすめな3つの理由を紹介しました。
- 市場平均の運用成績が得られる
- 少ない資金で分散投資ができる
- ほったらかしで運用ができる
インデックス投資は「初心者でも手間をかけずに大半の投資家に勝てる可能性が高い素晴らしい資産形成のパートナー」になります。
とはいえ、インデックス投資といっても暴落時には評価額が大幅に下落することは逃れられないため、書籍などで知識武装をし、「暴落時に市場から退場しない投資戦略を立てることが重要」です。
今回は以上です。
以下は関連記事です。参考になれば嬉しいです。
インデックス投資の優位性については様々な本に書かれています。
インデックス・ファンドの選び方についても記事にしています。
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