こんにちは。Taku3です。
方働きと共働きでは世帯年収が同じでも手取りが違うってのは皆さんご存知だとは思いますが、実際にどのくらい手取りに差がでるか知ってますか?
- 方働きと共働きで手取りがどの程度違うのか知りたい
この記事では方働きと共働きでの世帯年収別の手取りを比較します。
- 世帯年収200万円~3,000万円までの方働きと共働きの手取りを比較
この記事を読むことにより、方働きと共働きでは世帯年収が同じでも手取りに大きな差が生じることが理解できます。
- 方働きと共働きでの世帯年収ごとの手取りの差が理解できる
結果はこんな感じ↓
ぜひ参考にして下さい。
比較条件
- 方働き世帯と共働き世帯の世帯年収は同じ
- 共働き世帯の世帯年収は夫と妻の2名の年収の合計
- 個人の年収に対する手取りは欄外下の表を参照
- 共働き世帯の夫と妻の年収は極力均等とする
*欄外下の表にあるデータの組合せで計算するため、以下のようになる- 例1 年収500万円の場合 夫250万円、妻250万円
- 例2 年収550万円の場合 夫300万円、妻250万円
こちらが欄外下の表↓
個人の年収に対する手取りをグラフにするとこんな感じ↓
1,000万円越えの人(以降希少種)用↓
この条件で方働きと共働きの世帯年収別の手取りを整理していきます。
世帯年収200万円~1,000万円の手取り比較
まずはボリュームゾーンの年収1,000万円以下で見てみましょう。
さっそく手取りから↓
分かってはいたけど、1人で頑張って大きく稼ぐよりも夫婦2人で程ほどに稼ぐ方が手取りが多いみたいです。
方働きの我が家としてはなんだか悲しいです。笑
上のグラフから手取りの差だけを抽出しました↓
途中で差が縮まってるところがあるのは、共働き世帯が所得税の税率が上がる所得に差し掛かったタイミングかと。
それにしても世帯年収700万円を超えた辺りから急に差が大きくなってるような…
傾向を見やすくするために折れ線グラフでも確認↓
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逆に分かりにくい?笑
まあこちらのグラフでも世帯年収700万円超えた辺りから方働き世帯と共働き世帯の手取りの差が大きくなってるのがハッキリと分かるかと思います。
国税庁による平成30年分の民間給与実態統計調査によると、日本人男性の平均年収は545万円、女性の平均年収は293万円というデータがあるので、共働きの平均年収は838万円。
ただ、年収800万円を1人で稼ぐとなると、その難易度は一気に上がります↓
年収800万円以上の人って男性で約7人に1人、女性では約43人に1人しかいないんです。
これ、平均値からの算出なので中央値からの算出にするともっと少ないかと。
そもそも方働きで年収800万円を稼ぐこと自体が難易度高いのに、普通の稼ぎの夫婦2人の共働きに手取りで30万円以上も負けるだなんて…
しかも、それ以上の世帯年収になればなるほど手取りの差は更に広がるばかり…
同じ世帯年収でも方働きでの資産形成の難易度の高さって共働きと比較してハードってことが数字で確認できました(´;ω;`)ウゥゥ
【おまけ】世帯年収200万円~3,000万円の手取り比較
年収1,000万円オーバーの希少種のために1,000万円~3,000万円のデータも載っけておきます。
まずは手取り↓
手取りの差だけを抽出↓
世帯年収1,000万円を超えてくると手取りの差は50万円を超えてくるんですね…
1人で1,000万円稼ぐのと2人で950万円稼ぐのとで手取りが同じってことか…
傾向を見やすくするために折れ線グラフでも確認↓
こう見ると世帯年収1,200万円を超えた辺りからも手取りの差がドンドン開いていくのが分かりますね。
【まとめ】資産形成は共働きの方が圧倒的有利
今回は世帯年収は同じでも方働きと共働きで手取りはこんなに変わるんだよって記事でした。
- 世帯年収が同じなら、方働きで大きく稼ぐよりも共働きで普通に稼ぐ方が手取りが多い
- 世帯年収が700万円と1,200万円を超えるタイミングで一気に手取りの差が広がる
いや~方働き世帯の我が家にとっては後味の悪い結果となりました。笑
分かってたことなんですが、数字で見せられるとゲンナリ…
これに加えて子育て世帯の場合は児童手当の減額もありますからね…
(年収で約950万円を超えると児童手当が減る)
共働きはお互いに忙しくて支出が多くなりがちだという事実を考慮しても、やはり資産形成上は共働きが有利だと思います。
当たり前か。笑
今回は以上です。笑
以下は関連情報です。参考になれば嬉しいです。
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