こんにちわ。Taku3です。
これから資産形成をはじめようとしている方も多いかと思います。
でもお金の勉強をしたことがある人は少ないのではないでしょうか?
残念ながら、お金のことを知っているか知らないかの差だけで、将来の資産に数百~数千万円もの差ができます。
資本主義って、無知な人からお金を搾り取るようにできてます…
自分の人生をより豊かにしたい。でもお金の勉強って何から始めたらいいのか分からない。
そういう人に向けてこの記事を書いてます。
私は今回紹介する本に出合って、資産が増えるスピードが格段に上りました。
皆さんにもきっと良い影響を与えてくれるはずです。
是非参考にして下さい。
目次
お金に対する意識を変えてくれる本
金持ち父さん貧乏父さん
私がお金に興味を持つきっかけとなった本。
お金の本と言えばコレ!ってくらい有名な本。
お金と人生について、一度は読んでおきたい本。
資産は私のポケットにお金を入れてくれる
出展元:金持ち父さん貧乏父さん 80ページより
負債は私のポケットからお金をとっていく
パワーワードです。
この本では、
- お金を自分のために働かせること
- お金について勉強すること
- 自分のビジネスを持つこと
- 節税をすること
- お金を作り出すこと
- お金ではなく学ぶために働くこと
の重要性が書かれています。
資産形成を実行していくメンタルを構築するために、是非手に取って欲しい必読の書。
となりの億万長者
お金持ちとはどういった人達なのかが学べる本。
億万長者への膨大な量のインタビューから億万長者の実像を描いた本。
お金持ちになるために自分はどういうライフスタイルであるべきかを考えさせられます。
この本では、資産を築く成功の秘訣は、以下の7つだと紹介しています。
1.彼らは、収入よりはるかに低い支出で生活する
2.彼らは、資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している
3.彼らは、お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える
4.彼らは、社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない
5.彼らの子供たちは、経済的に自立している
6.彼らは、ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ
7.彼らは、ぴったりの職業を選んでいる
出展元:となりの億万長者 21ページより
また、この本で紹介されている金持ちかどうかを計る指標に「期待資産額」というものがあります。是非自分のケース計算してみて下さい。
年齢に、税引き前の年間家計所得(相続から得られる年収は含まない)をかけ、10で割る。ここから、遺産相続額を引いた金額が期待資産額である。
出典元:となりの億万長者 31ページ
例えば30歳で年収500万円の人の場合、期待資産額は1500万円。
うーん、預貯金だけじゃなかなか厳しいっすね。笑
お金に関する制度が学べる本
みんなが欲しかった!FPの教科書 3級
ファイナンシャルプランナーの資格勉強のための本ですが、お金に関する基礎知識を以下のように体系立てて学べます。
1. ライフプランニングと資金計画
・FPと倫理
・ライフプランニングの手法
・社会保険(公的保険)など2. リスクマネジメント
・保険の基礎
・生命保険
・損害保険
・第三分野の保険など3. 金融資産運用
・金融、経済の基本
・貯蓄型金融商品
・債券、株式、投資信託
・外貨建て金融商品など4. タックスプランニング
・所得税
・個人住民税、個人事業税5. 不動産
・不動産の取引
・不動産に関する法令
・不動産に係る税金など6. 相続・事業継承
出典元:みんなが欲しかった!FPの教科書 3級 30~32ページ
・相続の基本
・相続税
・贈与税
・財産の評価など
資産形成をするにあたり、制度の利用は必須スキルのため、資格をとらずとも是非勉強してみて下さい。
自分の場合はどうなるか!ってのを考えながら学習することが重要。特に1~4の項目はすぐにでも役立つ知識!
私もこの本を参考にしながら保険の見直しをしました。
ちなみに私はこの本で勉強してFP3級に合格しました。
お金の増やし方を教えてくれる本
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えて下さい!
預貯金しか知らない。債券って何?株式って怖くない?
そういった方はまずこの本から読むことをおすすめします。
めちゃくちゃ読みやすく、30分くらいで読めます。
資産運用を始める際にやるべきことを具体的に簡単に紹介しています。
1. 資産を「生活費」、「安全資産」、「リスク資産」に分ける
出典元:図解・最新 難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えて下さい 94ページ
2. ネットの証券会社に口座を開く
3. 安全資産で個人向け国債「変動10年型」を買う
4. NISAに口座を開く
5. リスク資産で国内外インデックスファンドを半分ずつ買う
6. 確定拠出年金も利用する
7. リバランスを定期的に行う
8. ひたすらほったらかしておく
9. まじめに働いて人生を楽しむ!
資産運用の入門編として是非。
ただし、本がデカい…
お金は寝かせて増やしなさい
日本のインデックス投資家のバイブル。
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記) の運営者でもある、 ビール大好き水瀬ケンイチさんの著書。
インデックス投資の入口から出口までを網羅的に自身の体験談を交え、分かりやすく解説してくれています。
この本がインデックス投資をおすすめする理由は以下のとおり。
1. 手間がかからないから
出典元:お金は寝かせて増やしなさい 14~19ページ
2. 実は世界標準のスタンダードな投資法だから
3. お金の基礎知識として日常生活に役に立つから
後に紹介する「敗者のゲーム」、「ウォール街のランダム・ウォーカー」、「株式投資の未来」は膨大なデータ量に裏付けされた素晴らしい歴史的名著ですが、著者がアメリカの学者なので、アメリカ国民視点での内容であったり、そもそも学術的すぎて読みにくいという欠点があります。
この本はそれらの名著が語るエッセンスをとても分かりやすく伝えてくれています。
加えて、リーマンショックでの暴落時などに代表される体験談は、一見の価値あり。暴落時にどういった状況に陥るかのシミュレーションにも役立ちます。
もう一度言いますが、この本は日本のインデックス投資家のバイブル。
義務教育で教えて欲しいと思える内容になってます。
この本をきちんと理解できてから投資を始めることをおすすめします。
敗者のゲーム
1985年から現代まで読みつづけられている名著中の名著。
インデックス投資の優位性をこれでもか!ってくらい理論的に解説。
市場に勝とうとすることは無意味である
出典元:敗者のゲーム 帯に書かれた一言
帯にこの本が言いたいことが集約されています。
とにかくインデックス投資の優位性を理論だって説明しているため、理論的に投資方針を築きたい人にはもってこいの本。
個人投資家の十戒は、投資の意思決定を行ううえで役に立つので、要約して記載しておきます。
1. 貯蓄をして、それを将来の幸せと安定、子供の教育のために投資すること
出典元:敗者のゲーム 150~153ページ
2. 相場を見ながら売買してはならない。やるならプロを相手にしていることを自覚すべき
3. 税務上有利という理由で動いてはならない。そうした商品は投資対象として魅力がない
4. 自分の住宅を投資資産と考えてはいけない。住宅は家族と生活する場所
5. 商品取引は考えものである。コモディティ取引は、投機にすぎない。経済的付加価値を生まない以上、投資とは言えない
6. 証券会社の担当者には気をつけなさい。彼らの仕事はあなたから儲けること
7. 新金融商品には投資してはならない。この手の商品のほとんどは、投資家に保有されるためというより、投資家に売るために設計されている
8. 元本、利息が安全だとか、リスクが少ないという理由だけで、債券に投資をしてはいけない。債券はインフレに弱い
9. 長期投資の目的と方針、資産計画に沿って行動すること。できれば毎年それを見直すこと
10. 直感を信じて投資してはいけない。上昇相場では大火事が待っていると思ったほうがよい。下落相場では夜明け前が一番暗いということを思い出そう。そして何もしないこと。売買は運用のプラスアルファの部分にすぎない
ウォール街のランダム・ウォーカー
1973年から現代まで読みつづけられている名著中の名著。
ランダム・ウォークとは「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向を予測することは不可能である」ということを意味する言葉です。
本書では 「ファンダメンタル分析」や「テクニカル分析」 などの投資手法やバブルについても触れており、株式投資全般について網羅的且つ理論的に解説しているので、理論的に投資方針を築きたい人にはもってこいの本。
個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、プロのファンド・マネージャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックス・ファンドを買ってじっと待っているほうが、遥かによい結果を生む
出典元:ウォール街のランダム・ウォーカー 1ページ
「敗者のゲーム」と同様の結論が本書でも述べられています。
財産の健康管理のための10箇条は、常に頭に入れておきたいです。
第1条 元手を蓄えよ
出典元:ウォール街のランダム・ウォーカー 361~403ページ
第2条 現金と保険で万一に備えよ
第3条 預貯金でもインフレ・ヘッジ
第4条 節税対策と年金制度の活用
第5条 運用目標をはっきりとさせる
第6条 マイホームの活用
第7条 債券市場に注目
第8条 金、ダイヤ、書画骨董、コレクター・アイテム
第9条 投資にかかるコストに目を配る
第10条 分散投資が大原則
株式投資の未来
この本で最も学ぶべきは「成長の罠」という言葉。
株式のリターンは企業の成長率で決まるのではなく、投資家の期待値と企業の成長率との差で決まるというもの。
例えば、A社は今後50年間に渡り物凄く成長するとする。B社は安定はしているが、成長はそこそこ。
あなたはどちらの株を買いますか?
普通に考えたらA社かと思います。
ただし、みんながあなたと同じA社の株を買った場合、株価は割高となり、成長率の割にリターンが伸びない。逆に、B社の株を買う人が少なかった場合、株価は割安となり、成長率に反してリターンは伸びる。
これが「成長の罠」。
バリュエーションはどんな時も大事です。
まとめ
私がインデックス投資家だからか、インデックス投資に偏った本の紹介になってしまいました。
まあ私が本当に良いと思う本の紹介なので、結局インデックス投資以外をおすすめすることはないですが。笑
上記で紹介した本は以下の順で読んで頂けたらと思います。
(第三ステップと第四ステップは逆でも良い)
【第1ステップ:お金の基礎を勉強】
【第2ステップ:資産運用の基礎を勉強】
【第3ステップ:ライフスタイルを見直す】
【第4ステップ:投資哲学を固める】
今回は以上です。参考になれば嬉しいです。
皆さんの人生が少しでも豊かになりますように。
それではまた(^_^)/~
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