こんにちは。Taku3です。
1/26(日)に3級FP技能検定を受験しました。
自己採点による正解率は、
- 学科55/60(36以上で合格)
- 実技18/20(12以上で合格)
だったので、何かとんでもない間違い、例えばマークシートが一行ずれてる( ; ゜Д゜)!!!、とかがない限りは合格してると思います。
(正式な合格発表は3/6(金)…)
今回はFP3級受験に合格(仮)するにあたり、実際に私がやった勉強や準備について紹介します。
最初に言っておきますが、FP3級は独学で十分合格できます。
高い金払って通信講座など受けないことを強く推奨します!
FP技能検定とは
FPとはファイナンシャル・プランナーの略で、簡単に言えば家庭や個人に関するお金の専門家です。
FP技能検定は毎年度5月、9月、1月に開催されており、 以下の6科目について学科60問、実技20問がマークシート方式で出題され、それぞれ60%以上正解すると合格となります。
- ライフプランニングと資金計画
→公的年金・社会保険など - リスク管理
→生命保険・損害保険など - 金融資産運用
→金融商品の仕組みなど - タックスプランニング
→税制など - 不動産
→賃貸・有効活用など - 相続・事業継承
→相続・贈与など
詳細は日本FP協会のサイトで確認下さい。
ちなみに2019年の合格率は80%程度なので、試験の難易度は高くないです。
マークシート方式なので、テキトーに回答しても、
- 学科25/60(◯×30問、3択30問)
- 実技6/20(3択20問)
は取れる可能性が高いです。
気負わずに挑戦しましょう!
繰り返しになりますが、独学で十分合格出来ます。
受験申込み
2020年1月26日の検定の受験申込期間は11月13日~12月3日だったので、11月13日に早速申請しました。
申請はネットのみで完結。クレジットカード決済にすれば、手続きは全部で10分もあれば完了。
費用は学科と実技の合計で6,000円。
申し込みは「日本FP協会」と「金融財政事情研究所(きんざい)」の2つの団体のいずれかを選択する必要があります。
【日本FP協会】
https://www.jafp.or.jp/
【きんざい】
https://www.kinzai.or.jp/fp
主な違いは試験会場と実技試験で、実技試験の内容は以下のとおりです。
実技試験科目 | 団体 |
資産設計提案業務 | 日本FP協会 |
個人資産相談業務 | きんざい |
保険顧客資産相談業務 | きんざい |
後ほど紹介するテキストで全ての実技試験の過去問を解きましたが、たいして難易度に差を感じませんでした。
ただ、「保険顧客資産相談業務」は保険分野の出題が40%と多いため、自分の家庭のために勉強する方は「資産瀬系提案業務」か「個人資産相談業務」のどちらかを選べばいいかと思います。
私は自宅から試験会場までの距離が近かったとの理由で「日本FP協会」に申し込みました。笑
申請後、年の明けた1月8日に受験票が送られて来ました。
ちなみにどちらに申し込んでも、国家資格である「FP技能士」の資格であることに変わりはありません。
テキスト購入
様々なテキストがある中、私は「みんなが欲しかった!」シリーズの教科書と問題集を購入。
書店で立ち読みしましたが、オールカラーで図解が多く、このシリーズが一番初心者にも分かりやすいと感じました。
この2冊があれば十分合格できます!
その他にも沢山テキストが販売されていますので、実際に書店などで試し読みして自分が分かりやすいと思うモノを買うことをオススメします。
他に活用したのがFPドットコムというサイト。完全無料で膨大な量の過去問を解けて、6分野に分けた正答率をグラフで見れます。
オススメです。
リンク張っておくので参考にして下さい。
【FP3級ドットコム】
https://fp3-siken.com/
勉強
「みんなが欲しかった!」シリーズと「FPドットコム」を活用した具体的な勉強方法は以下のとおり。
- 教科書をチャプター単位で読む
- 教科書のチャプター末の小テストを解く
- 分からないところはテキストに戻って復習する
- 問題集で同チャプターのところを解く
- 分からないところはテキストに戻って復習する
- 分かったとしても問題集回答のチャプター末にあるサマリーを読む
- 上記1~6を最終チャプターまで繰り返す
- 過去問ドットコムで過去問を解く
- 分からないところは解説を読む
- それでも分からないところはテキストに戻って復習する
以上!
総勉強時間は20~30時間くらい。上記のサイクルを3周回しました。
ぶっちゃけ合格するだけならテキストを買わずに過去問ドットコムだけを5試験分くらいやってりゃ十分な気もしますが、教科書&問題集で体系的且つ反復して学ぶことにより知識が定着します。
FP技能士の資格は業務独占資格ではないため、ファイナンシャルプランナーの業務をするために必ずしも必要な資格ではありません(FP技能士を名乗るには資格が要ります)。
ただ、どんな資格でも共通して言えることですが、資格を取得するのはあくまで達成感を得るためなどの精神的なご褒美であって、あくまで勉強の目的は知識の習得であるべきだと思います。
なので
「合格よゆ~!」
とか思っても一度はテキストを全て読んで、身につけたい分野に関しては反復して理解することをオススメします。
私は「細かい数字は実際に使う時に調べたらいいや!」というスタンスだったんで、暗記しようとはしませんでした。
「どんな制度があって、どんな時に使えるか」
の引き出しを増やす意識で取り組みました。
受験当日
スケジュール
以下は当日のスケジュールです。
- ~09:40 集合
- 09:50 試験説明
- 10:00~12:00 学科試験
- ~13:10 集合
- 13:20 試験説明
- 13:30~14:30 実技試験
学科試験は11:00~11:50の間なら退室ができます(実技は退室不可)。
準備物
準備した物は以下のとおり。
- 受験票
- 運転免許証
- シャーペンHB×2本
- 消しゴム
- 電卓(26cm×18cm以下の演算機能のみの物)
- 腕時計
運転免許証のような写真付きの身分証明書を持参した場合、受験票に写真を添付する必要はないですが、保険証などの写真なしの身分証明書の場合、証明写真(縦4cm×横3cm)が必要になります。
シャーペンですが、私はTOEICで愛用していたマークシート用の物を使用しました。TOEICと違い時間に余裕があるため不要かも。
また、私が受験した試験会場には時計がなかったため、腕時計をしていくことをオススメします(60分経過時には「退室していいですよ!」って教えてくれましたが、念のため)。
おまけですが、電卓をハードに連打する受験生もいるので、集中力を乱されないよう前日は早めに就寝しましょう!笑
試験本番
試験は以下の流れで進めました。
- 問題用紙を読んで解答用紙に解答
- 問題用紙を読んで問題用紙に解答
- 問題用紙と解答用紙の解答を照合
- 解答用紙の解答に抜けがないか確認
- 試験終了時刻までお昼寝。笑
結構時間あまるので、上記のように念入りに解答間違いがないかを確認しました。
「マークシフトの解答行がずれてる!」
という事態に陥ると合格は夢のまた夢になるため、確認はしっかりと!
問題用紙は持って帰れるため、自己採点用に問題用紙にも回答を書いておいて下さい。
自己採点
試験当日の17:30に日本FP協会のホームページにて模範解答が公表されたため、自己採点。
冒頭の点数だったため、仮合格判定を下し、このブログを書いてます。笑
まとめ
FP3級を受験して思ったことは、試験の難易度は高くないということ。
繰り返しになりますが、独学で十分合格出来ます。
とはいえ知識のない人が全く勉強もせずに受かるレベルではないです。
FP技能士の資格は業務独占資格ではないため、 資格を取得する必要があるかは少し疑問が残りますが、勉強内容は自分の家庭に貢献できる内容のため、受験しない方でも勉強する価値ありです!
資産形成するための勉強としては、物凄く為になる勉強だと思います。
是非挑戦してみて下さい(´▽`)
今回は以上です。参考になれば嬉しいです。
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最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました(´▽`)
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